P社サポセン

16:10
・いや、今回も夢なんですが。
・P社製のビデオデッキに付属している電卓(※1)の調子が悪くなり、円周率が割り切れてしまう(※2)…ので、どんさんがサポートセンターに電話する。 が、出たのは子供のようだ。連休中だからサポセンもお休みなのか?(※3)「近くにお父さんかお母さんはいないの?」と、どんさんが聞くが、どうにも話が通じない様子。 わたしが別のサポセンの番号を探してかけようとする。が、この番号が0120から始まって16文字もある上(※4)に、文字が小さすぎて何度も押し間違いをしてしまう。ここで、「こんなに電話をかけ間違えるということは、これは夢ね!」と気がつくのだが、すぐそのあとで「文字が小さいからいけないのだ。メモに大きな文字で書き写そう」と、思いながらそうしない。 番号も見ずに、適当にボタンを押しつつ「そちらはP社のサポートセンターですか?」と尋ねると、「はい」と声がする(※5)。それを聞き、残りの番号もプッシュ。 呼び出し音のあと、電話が繋がったので「もしもし」と話しかけると、「こちらは1986年です。こちらは1986年です」と、老人のような声で優しく繰り返す。その声を聞いたとたんに、胡麻塩頭のおじいさんの絵(※6)が浮かび、怖くなる。 どんさんに「86年に戻っちゃう!」と、叫ぶと、「家の中に閉じこもってばっかりだから、変な夢を見るんだ」と叱られてしまう。 扉の向こうには1986年の世界が広がっている気がして、ドアを開けることができないでいるうちに目が覚めた。

      • ※1 どうやらその電卓がリモコンらしい。
      • ※2 桁表示欄を見ると、100ケタもあるのだ!どうやって使うんだろう?わたしの普段の生活では8桁…いや、7桁もあれば、すべての用事が済んでしまうんですけど。いや、それはともかく円周率は100桁だろうと、10億桁だろうと、割り切れませんよ。
      • ※3 サポセンと、田舎の電機屋がこんがらがってるようで。家族経営(個人商店)のサポセンみたいですよ。「キリンさんが好きです。でもゾウさんはもっと好きです」とか、言われちゃうんだよ。 
      • ※4 0120-34××-××××-090-2なのだ。××部分はゆらゆら揺れていて見えない。
      • ※5 電話が繋がってないのに、声がするのは、不気味だけど便利だなあ。ウソ。怖いだけ。
      • ※6 うめずかずおのホラー漫画で、サンタクロースのような格好をしたおじいさんが、最後に曾孫の首をもぎ取って袋に詰めちゃう…ってのがあるんですけど(タイトル知らない)、そのおじいさんの絵が浮かんだんですよ。声は「ちびまるこちゃん」のおじいさんのような、ちょっと恍惚が入ってるよーな感じの声。…恍惚の人って…知らない人も多そうだなあ。まあ、いいや。

・目が覚めたあと、無礼なセールス電話にプチむかつく。ガチャ切りって、アタマくるよね。いつかは、こっちから先にガチャ切ってやりたい。
・などと、暗い炎を燃やしてみたり、みなかったり。ぼー。
・教訓:寝るときは、いついかなる場合も電話線は抜きましょう。
・教訓2:夢の中で「これは夢ね」と気がついたら、その瞬間に起きましょう。起きたい。起こして(泣)