「狐怪談」

檸檬児さんが今週末に鑑賞のご予定らしいので反転しておきます。
・明け方〜朝、トーン貼りながら鑑賞。最初の30分間の「何かが起きそうな雰囲気」のところが一番面白そのあとは加速度つきでつまらなくなっていく…。
・うわあ、またこれ?最悪〜!と思ったのがジンソンの部屋にソヒが窓からでんでろり〜んと入り込んでくるところ。もうね、貞子登場シーン(テレビからずるずる)のデッドコピーはいい加減にしてほしいんだよね。つまんないっての。
・主要キャストの女優さんの中では、ヘジュ(太ってる子)役の人が一番かわいい。記録がうまくいってないのか(?)シーンによって激ヤセしたり、リバウンドしてたり…で、ちょっと残念。ソヒと同化(※)して、黒髪になり、ジンソンに迫るあたりが一番美人でときめきvvv
・これ…ホラー映画として作られている以上、言ってもどうしようもないんだけど…たんに感受性の強い年頃の女の子たちが、だらだらしているだけの話にした方が面白かったんじゃないですかねえ?
・…ソヒ、ジンソンのこと、本当は好きじゃなかったんでしょ?友達だもん、許すよ〜と言っておきながら、殺すし…。トゥシューズに割れたガラスを入れたり、階段から突き飛ばしたジンソンも悪いとは思うけど…、踊れなくなったことで絶望して自殺したのは、ある意味ソヒの勝手だと思うんだけどなあ。殺されたんならともかく、自殺しておきて、恨むなんてなあ…。それとも、もうあのソヒは狐であって、ソヒ自身ではないということなんだろうか?
・ラスト。写真の目が光るところは完全に蛇足。悪趣味。無意味。関係のない人に祟ろうとするのはおかしい。最後にちょびっとドッキリは見飽きた。使い古し。つまらん。

      • 死から甦ったソヒがとりついた…とヘジュは思い込んでいる。見ている側は「ヤセ薬の乱用で精神に異常をきたしているヘジュ」というふうにも思える。ヘジュが大切にしているソヒ・グッズ(自分(ヘジュ)が描いたソヒの似顔絵やソヒ・ドール、勝手に持ち出したソヒの遺品など)を他の生徒に見せ、ヘジュを笑いものにした女生徒が、最初の被害者になる点とか。

・最初の被害者といえば…ウジわくの早すぎ。あんだけわいてれば、普通は部屋に入るどころか、近づいただけでも異臭がしているだろうになあ…。時間の経過がわからんよー。てか…あの部屋にはネズミさんが常駐しているんだから、ウジがわくよりもネズミに齧られている方が早いんじゃないかしら?
・いろいろケチをつけたい部分はあるけど、面白かったですよー。おすすめ。女の子がいっぱい出てくるし。
・それにしても…映画の中でお祝いのケーキが出てくると…たいていは顔にぶつけられたり、天に向かって投げられたりして、全然食べてもらえないよねー。ケーキさん、かわいそう。

狐怪談 [DVD]

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